四日市市の大手港湾運送会社に勤務する夫の社内不倫調査事例

依頼者（妻）

40 歳　看護師

依頼内容

夫の不貞調査

調査期間

5日間

調査費用

550,000円

三重県四日市市は、中部地方を代表する産業都市であり、四日市港・霞地区には大規模な港湾運送業を担う企業が集積しています。昼夜を問わず物流が動くため、不規則な勤務形態を悪用した不倫が隠されやすい環境でもあります。

今回ご紹介するのは、東海地方で離婚事件を数多く取り扱う女性弁護士からの紹介で当探偵事務所にご相談いただいた案件です。

【四日市港】残業・休日出勤を装った社内不倫｜5日間で法的証拠を収集した調査事例

依頼のきっかけ ―違和感はあたる

きっかけは休日出勤の増加

依頼者様は、夫の残業や休日出勤が急激に増え、家庭内での態度が冷淡になったことに強い不安を覚えていました。以前は週末は家族と過ごすことが多かったのに、最近は「休日出勤」「残業」と言って家を空けることが増えてきたそうです。

それだけならまだしも、家にいる時も携帯を気にしてばかり。リビングでもスマホを手放さず、メッセージが来ると嬉しそうに見ている。「誰とやり取りしてるの？」と聞いても「会社の連絡だよ」とはぐらかされる日々が続いていました。

決定的だったのは、ある日の夜、夫のスマホの画面がテーブルの上で光り、そこに同じ会社に勤務する20代の若手女性社員とのLINEメッセージが表示されたことでした。「今日も楽しかったね♡」「また週末会えるの楽しみ」といった内容に、依頼者様は愕然としたそうです。

さらに、同じ会社に勤務する20代の若手女性社員との親密なやり取りを目撃し、社内不倫の可能性を疑うに至りました。夫の会社は四日市港の霞地区にある大手港湾運送会社で、夜勤や休日出勤が多いという特殊な勤務体系でした。

依頼者様は、まず弁護士に相談されました。そこで「法的に有効な証拠を確実に押さえる必要がある」と助言を受け、弁護士の紹介で当事務所に調査を依頼されました。弁護士からは「ホテルの出入りの写真が最も有効です」「複数回の記録があるとより良い」といった具体的なアドバイスもいただいていました。

調査計画 ―何を目的にするのか？

法的証拠の取得が目的

お客様の調査目的は、夫の社内不倫の事実確認と、離婚調停・慰謝料請求に耐えうる証拠を収集することです。依頼者様はすでに弁護士に相談されていたため、最初から「離婚を前提とした証拠収集」という明確な目的がありました。

            調査で必要な証拠
            勤務時間外での密会の証拠
ホテルへの出入りの写真・動画
二人きりでの飲食・外出記録
複数回にわたる不貞行為の記録
「残業」「休日出勤」の虚偽申告の証明

        

調査期間：5日間。調査費用：60万円（調査員2名体制）。

港湾運送業特有の夜勤や休日出勤というスケジュールを逆手に取り、不倫の可能性を徹底的に検証し、虚偽申告と密会のパターンを明らかにすることを重視しました。四日市港・霞地区は工業地帯で、24時間稼働している企業も多く、「夜勤」「休日出勤」という言い訳が通りやすい環境なんです。でも、それを逆手に取って調査すれば、確実に証拠が取れるはずでした。

調査の実際と得られた結果

1～2日目

夫は「残業」と申告するも、勤務終了後の様子を尾行したところ、実際には会社の駐車場で女性社員と合流。勤務終了後、女性社員とともに四日市市中心部の繁華街へ移動し、近鉄四日市駅近くの居酒屋で飲食している様子を確認しました。

二人は対面の席で親しげに会話をし、時折笑い声が聞こえてきました。店内での様子は窓越しに撮影。約2時間半の飲食の後、その後、女性宅まで送る姿を確認。女性のアパートの前で約30分間、車の中で話し込んでいる様子も記録しました。別れ際、車内で抱き合う場面も撮影できています。

帰宅は午後11時過ぎ。依頼者様には「残業で遅くなった」と説明していたそうです。

3～4日目

夫が「休日出勤」と告げた土曜日を追跡。朝9時頃、作業着で家を出ましたが、実際は港湾地区へは向かわず、途中のコンビニで私服に着替え。その後、例の女性と四日市市内のショッピングモールで待ち合わせをしていました。

女性とショッピングモールや映画館でデート。ショッピングモールでは手をつないで歩き、女性が試着した服を見て「似合ってる」と笑顔で話す様子が確認できました。昼食も一緒に取り、その後映画館へ。上映時間は約2時間でした。

夕方になり、二人は郊外に移動。その後、ビジネスホテルに入る様子を記録。チェックイン時、フロントで宿泊カードを記入する様子も撮影できました。約3時間後にチェックアウト。二人とも髪が濡れており、シャワーを浴びたことは明白でした。

この日の帰宅は午後8時頃。「休日出勤で疲れた」と言っていたそうです。

5日目

最終日も「休日出勤」と称した行動を追跡。この日は日曜日でしたが、「どうしても出なきゃいけない仕事がある」と朝8時頃に家を出ました。

しかし実際には、女性と待ち合わせをして、女性と近郊の日帰り温泉施設へ向かいました。桑名市内の有名な温泉施設で、約3時間滞在。施設から出てきた時、二人とも浴衣を着た状態で、明らかにリラックスした様子でした。

その後再びホテルに入る様子を撮影。今度は四日市市内の別のビジネスホテルでした。約2時間の滞在後、チェックアウト。別れ際、駐車場で長い時間抱き合い、何度もキスをする様子が確認できました。

この日の帰宅は午後7時頃。「今日も疲れた。シャワー浴びてくる」と言ってすぐにお風呂に入ったそうです。

弁護士の提案と法的効果

依頼者様は調査結果をもとに、紹介元の女性弁護士と相談を開始。特に以下の点で証拠の価値が高く評価されました。

法的に有効と評価されたポイント

ホテル出入りの写真・動画は不貞の直接証拠として法的効力が強い。特に複数回の記録があることで、一時的な過ちではなく継続的な関係であることが証明できる。
「休日出勤」を偽った不倫行為は、悪質性を示す重要な要素。家族を欺いて不倫相手と会っていたという事実は、慰謝料の増額要因となる。
証拠の一貫性と複数回の記録により、弁解の余地が少ない。5日間で3回のホテル利用が確認されており、「偶然」「たまたま」という言い訳は通用しない。
温泉施設への同行やデートの記録も、単なる同僚関係ではないことを示す補強証拠となる。

現在は離婚調停に向けた準備が進められており、慰謝料請求においても有利に働くことが期待されています。弁護士によれば、「これだけ明確な証拠があれば、相手も認めざるを得ないでしょう」とのことでした。

依頼者様は調停での慰謝料として、不倫相手の女性に対して200万円、夫に対して300万円の合計500万円を請求する方針だそうです。

担当調査員のコメント

四日市港・霞地区は港湾運送・倉庫業を基盤とする大手企業が多く、勤務体系が特殊であるため、不倫調査には緻密な計画が欠かせません。24時間稼働の企業も多く、「夜勤」「休日出勤」という言い訳が通りやすい環境なんです。

本件では勤務体系の不規則性を逆手に取り、休日や残業の虚偽申告を突き止めることができました。特に、「休日出勤」と言いながら私服に着替えてデートしている場面は、決定的な証拠となりました。作業着で出かけて、途中で着替えるなんて、完全に計画的ですよね。

また、今回は最初から弁護士が関わっていたため、「どのような証拠が法的に有効か」を意識しながら調査を進めることができました。ホテルの出入りを複数回記録できたことで、非常に強力な証拠となりました。

依頼者様には報告書をお渡しする際、「これだけの証拠があれば大丈夫です。弁護士の先生も太鼓判を押してくれました」とお伝えしました。依頼者様は「本当にありがとうございました。これで前に進めます」と、涙を流しながらも晴れやかな表情をされていました。

当事務所は、今後も依頼者様の人生の再スタートを支援するため、法的観点を踏まえた浮気調査を提供してまいります。

まとめ：港湾運送業の不規則勤務を悪用した不倫

四日市市・四日市港霞地区の大手企業における社内不倫調査。残業や休日出勤を装った不倫行為を5日間で証拠化し、離婚調停に有効な証拠を収集することができました。

                    本調査で確認された事実
                    20代女性社員との継続的な不倫関係
「残業」「休日出勤」の虚偽申告
繁華街でのデートやホテル出入りを鮮明に記録（計3回）
温泉施設への同行
ショッピングモールや映画館でのデート
女性宅への訪問と車内での親密な様子

                

港湾運送・倉庫業界は不規則勤務が多く、不倫の隠れ蓑になりやすい職場環境です。「夜勤」「休日出勤」という言い訳が通りやすく、家族も疑いにくいという特徴があります。

しかし、逆にその不規則性を利用して、計画的に調査を行えば、確実に証拠を押さえることができます。今回のように、弁護士と連携しながら調査を進めることで、法的に有効な証拠を効率的に収集することが可能です。

もし同じようなお悩みをお持ちの方は、一人で悩まず、まずは弁護士と探偵の両方に相談することをおすすめします。弁護士が「どのような証拠が必要か」を教えてくれ、探偵がその証拠を確実に収集する。この連携が、確実で安心な解決への第一歩となります。

四日市探偵事務所では、弁護士との連携実績も豊富です。無料相談は24時間365日受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。