結婚前調査・身辺調査｜相手の素性を確認【プライバシー厳守】

基本的な身辺調査

すべての調査を行うわけではなく、予算等と相談しながら調査したい項目を選んで調べることがおすすめです。そもそも嘘をついているかどうかが重要なポイントとなります。

まずはじめに、本人の基本情報をチェックします。氏名・生年月日が戸籍と一致しているか、現住所と本籍地を確認し、学歴の裏付け調査として卒業証明書が手に入れば、その確認を行います。職歴についても在籍確認を実施し、現在の勤務先や役職が事実かどうかを調べます。年収についても、可能な範囲で推定します。

家族関係の調査では、両親や兄弟姉妹の存在を確認し、家族の職業や経済状況を調べます。また、家族の健康状態、特に介護が必要かどうかも重要な情報です。家族関係が良好かどうか、親の離婚歴や再婚歴についても調査します。これは家族関係よりも、結婚相手が嘘をついていないかを把握するという意味が強いです。

結婚歴・交際歴の調査

過去の結婚歴は、結婚前に必ず確認すべき項目です。離婚歴の有無、離婚理由、前配偶者との現在の関係、特に養育費の支払い状況などを調べます。子供がいる場合、親権の状況や面会交流の頻度も重要な情報です。離婚歴を隠している場合、結婚後に発覚すると大きなトラブルになります。養育費の支払いを隠すケースは多いと思います。

過去の交際歴についても可能であれば調査します。元恋人との関係が完全に終わっているか、別れた理由は何か、現在も連絡を取り合っているかどうかを確認します。過去の交際でトラブルがあった場合、同じパターンを繰り返す可能性があります。ストーカー被害やDV（家庭内暴力）の履歴がないかも重要なチェックポイントです。

金銭状況の調査

結婚生活において、金銭問題は最も深刻なトラブルの原因となります。借金や負債の確認として、消費者金融からの借入、クレジットカードの滞納、住宅ローンや車のローン、奨学金の返済状況、友人や知人からの借金などはある程度調べることは可能です。借金を隠したまま結婚すると、結婚後に返済に追われ、生活が破綻する可能性があります。

金銭トラブルの有無も重要です。自己破産の経歴、債務整理の有無、金銭トラブルでの訴訟歴などがあると、結婚後も金銭問題に悩まされる可能性が高くなります。特に自己破産歴がある場合、信用情報に記録が残り、住宅ローンやクレジットカードの審査に影響します。

素行・人間関係の調査

日常生活の様子を調査します。普段の行動パターン、休日の過ごし方、交友関係、趣味や嗜好などを観察します。本人が話している内容と実際の生活が一致しているかどうかを確認します。例えば、「趣味は読書」と言いながら、実際には毎週パチンコ店に通っているようなケースもあります。

異性関係の調査は、結婚前調査で最も重要な項目の一つです。現在も交際している異性がいないか、浮気癖や遊び癖の有無、風俗店の利用状況、マッチングアプリを現在も使用しているかどうかなどを調べます。婚約中にもかかわらず他の異性と交際している場合、結婚後も浮気を繰り返す可能性が高いと言えます。

ギャンブルや飲酒についても調査します。パチンコ、競馬、競輪などギャンブルに頻繁に通っている場合、依存症の可能性があります。また、飲酒の頻度や量、アルコール依存の兆候がないかも確認します。ギャンブル依存症やアルコール依存症は、本人の意思だけでは治すことが難しく、結婚生活に深刻な影響を与えます。

反社会的勢力との関係調査

暴力団関係の確認は、企業のコンプライアンス上も重要ですが、個人の結婚においても非常に重要です。本人または家族が暴力団に関係していないか、反社会的勢力との取引がないか、過去の逮捕歴や前科がないかを調査します。反社会的勢力との関係があると、住宅ローンの審査に通らない、子供の就職に影響するなど、将来的に様々な問題が生じます。

詐欺や犯罪歴の確認も行います。詐欺事件への関与、刑事事件の有無、民事訴訟の履歴などを調べます。過去に詐欺で逮捕されている場合、本人の話す内容自体が虚偽である可能性が高く、結婚後も金銭トラブルに巻き込まれるリスクがあります。

SNS・インターネット調査

現代の調査では、SNSでの発信内容の確認が不可欠です。Facebook、Instagram、Twitterなどの投稿内容を分析し、裏アカウントの有無を調べます。表向きは真面目な投稿をしていても、裏アカウントでは全く違う顔を見せているケースもあります。また、他人への誹謗中傷、政治的・宗教的な偏った発信がないかもチェックします。

ネット上での評判も調査します。掲示板での書き込み、元恋人による暴露、職場での評判などを確認します。インターネット上の情報は完全に消去することが難しく、過去のトラブルや問題行動が記録として残っている場合があります。

宗教・政治活動の調査

特定の宗教団体への所属、熱心な信者かどうか、入信を強要される可能性、高額な献金の有無などを調査します。宗教への関与が深い場合、結婚後に配偶者や子供にも入信を強要されたり、多額の献金を求められたりする可能性があります。また、特定の政治団体への所属や過激な政治活動への参加がないかも確認します。